さて、1回目のレッスンから、あっという間に5年が経ってしまいました。1年目や2年目のころは、演奏がうまくいかなくても「習い始めてまだ間がなのいので、へへへ・・・」で良かったのですが、さすがに5年も経つと、何年やっていますかと聞かれて、はっきりと何年と答えることができず、「へへへまだ初心者の域を出ません。」とか言って、ごまかすようになりました。
何事でもそうですが、向き不向きがあって、特に
楽器の演奏はそれが大きいように感じます。
どんな人が楽器の演奏に向いているかというと、普
段は繊細だが、いざとなると大胆な人、ものおじし
ない人に尽きると思います。ふだんから大胆な人は、
横着に構えて余り練習をしないでしょうから、やはり
普段は少し神経質な方が、練習も工夫して熱心に取り
組むような気がします。ただ、本番の演奏でも神経質
・弱気が出てしまうと、これは緊張してしまって演奏
になりません。本番は、開き直って、あくまで大胆に
、できれば自分の指や楽器を支配してしまって、演奏
しながら、きょうもうまいなあとか感じるくらい余裕があるといいような気がします。
で、私がどちらと言うと、当然のことながら、ふだんは大胆で、本番では神経質、弱気です。
あるとき、後輩の弁護士の結婚式の披露宴で演奏するということになり、酒でも飲めば、少しは大胆になるだろう、か細い神経も麻痺して、良い演奏が出来るのではないかとスケベ心を起こし、出てくるビール、ワインを次々に飲みました。披露宴は、スピーチをする友人が割と多く(だいたい、弁護士は話が長すぎる・・)、出番まで時間があったため、声がかかったときは、かなり飲んでいて、あわてて楽器をかかえて、舞台へ。伴奏が始まったので、両方の手の指でサックスを構えたのですが、左手に違和感が!!左右の手の指は、それぞれ押さえるところが決まっていて、左手は人差し指から薬指まで3本の指を上から順番にボタンの上に置いていくのですが、構えたときになぜか3本目の薬指が余ってしまって、置き場所が無いんです。
人差し指以下全部ずれて置いてしまったようなんですが、酔っているし、なぜ指が余るか訳がわからないし、曲は始まるし、始まれば吹かなければいけないので、最初の音を指で押して吹いたのですが、当然のことながら、押してる場所が違うから音が変。この日は、アンサンブルで、後輩の吉田祐治弁護士が主旋律でメロディ担当で、私がセカンドと言われる副旋律で比較的単純な音の繰り返しだったから、何とか曲がもったのですが、私が主旋律だったらと思うとぞっとします。うわーとあわてているうちに、4小節くらい曲が進んで、さすがにこのころになると、なになっやてるの、バカだなという冷静なもう1人の自分が出てきて、ようやく指も正しいものになり、曲らしくなってきました。でも、余るかなー、ふつう指が?
なお、吉田弁護士も、同じようにかなり酔っていて、私と同じく、あわてて登場したため、サックスのネック(マウスピースと本体の間にあるやや曲がった管で、ねじを締めて、本体に固定するのですが、)のねじを締めるのを忘れ、サックスがぐらぐらして、おかしいなと思いながら、吹いていたとのこと。後日、ヤマハの師匠の末政先生に聞いたら、披露宴で演奏するときは、演奏が終わるまで、お酒はもちろんのこと、食事も控えるとか。さすがは、プロ。でも、お酒を控えると、失敗の言い訳がなくなってこまるんだけど・・・・。
なお、この事件以来、披露宴での演奏の誘いは一切なくなりました。
こんなんで、6年目に突入です。今年は、吹くぞ、披露宴で。誰か声をかけてくれい!!・・でなくて、かけてください、お願いします。
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