大分県の法律相談なら 弁護士法人平山法律事務所

アルトサクソフォンを習い始めて４年目に入りました。５０歳の誕生日を目前にしたある日、ふと女房に「何か新しいことをしてみたいな」とつぶやいたところ、数日後には、新品のピカピカのサックスが届き、担当の先生も決まっていて、女房から「何時〜どこそこに行くよう」にと厳命されました。

何でも、女房が友人と相談して、５０の親父が始めるには、サックスが
一番良いとのことになり、本人の意向とは関係なく、あれよあれよとい
う間に事を進めた結果でした。

届いたサックスは、３つの部品から構成されているようであり、おそる
おそる触ったものの、組み立て方も、吹き方も分からず、「何が一体ど
うなってんだ。何で俺がサックスをするんだ。中学校でリコーダーを吹
いて以来４０年間音楽をしたことはないのに」と茫然自失の状態で、第
１回目のレッスン日を迎えました。

私を迎えてくれたのは、末政愛先生という、とても若くて美しい女性のサックス奏者で、「サックスは触ったことがありますか」と言うので、確かにこの間触ったな、と思いながら「ハイ」と答えたところ、「では吹いてみて下さい」ということになりました。

　 マウスピースにリード（この名前すら知らなかったのですが）を取り付け、吹くように言われ、吹いてみましたが、スースー言うだけで音が出ません。

　 ３０分間悪戦苦闘してやっと、ピ〜〜と情けない音が出るようになって、記念すべき１回目のレッスンが終了しました（つづく）。

　

　

　

---