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• 『弁護士』として・・・

【なぜ弁護士に】
弁護士になって２４年が過ぎました。私の誕生日が５月３日の憲法記念日で、何となく小さい頃から憲法や法律を意識したのと、中学生の頃に公害裁判のテレビニュースで活躍する弁護士の姿を見てあこがれ、あまり深く考えることなくなってしまいました。

【どんな弁護士ですか】
いざ弁護士になってみると、対立する当事者双方にそれぞれ言い分があるもんだなと思うことが多く、従って、主義主張に基づいて特定の立場で事件に関与するということに疑問を持つようになり、以来、良く言えば中立的な立場で、悪く言えばどっちつかずで仕事に関わってきました。これが端的に表れるのが労働事件です。通常、使用者側、労働者側と別れてどちらか一方の弁護をする弁護士が多いのですが、私の事務所では、どちらの側でも弁護をしています。事案によっては、使用者の言い分がおかしかったり、労働者が言い過ぎであったりといったことがあるからです。

【弁護士として気をつけていることは？】
　１．依頼者の言い分に耳を傾ける
　２．先入観等を持たず、素直に
　３．出来るだけ、依頼者の要望をかなえてあげる
　４．でも、依頼者と少し離れて客観的に判断したり、助言が出来るように
　５．できれば迅速に、安い費用で

【弁護士として大切なものは】
もちろん、法律や裁判についての幅広くかつ深い専門的な知識、多数の案件を処理した経験、これらに基づく適切な判断力、話を聞く力、分かりやすく話す力、分かりやすく書面その他で表現する力、よりよい人格、そして人に対するやさしさも必要でしょう。

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